自社の固定費はいくらか?

固定費について考えてみましょう。

皆さん、こんにちは。
コロナの影響で、売上が下がったという会社をよく聞きます。
特に、外出自粛要請により、休業されている店舗も数多くあります。

今回は固定費ついて考えていきたいと思います。

質問:自社の固定費を調べるためにはどうするか?

答え:一か月分の経費を書き出してみることからはじめましょう。

そして、決算書や試算表を見て月平均の固定費と比較し、どれくらいの乖離があるか確認することが重要です。

それでは、本題に入ります。

現状の問題点!

外出自粛要請により、飲食業を中心に休業された店舗では、ますます先行きが不安になるかと思います。

休業すると売上は0円!
仕入れする必要がないから、原価は発生しません。
ここで問題なのが、休業中でも発生する経費の存在です。

家賃や保険などの支払いをどうするか?
固定費の存在が経営者の悩みを大きく加速させます。

そもそも固定費とは?

固定費とは、売上と関係なく発生する経費をいいます。
(天明茂『天明茂の管理会計実践塾』(TKC出版、2010))

例えば、従業員さんへの給与、社会保険料、家賃、水道光熱費、通信費、保険代、固定資産税など。

これに対し、売上高に比例して変化する経費を変動費といいます。
例えば、仕入れや容器包装費、発送費など。

変動費は利益と直接結びつくため、シビアに管理されている経営者も多いかと思います。
売上高や利益率の増減は、営業努力が直接反映するからです。
しかし、毎月の固定費まで把握されていない方も少なからずいます。

※変動費と固定費は会社の業績を把握するうえで、重要な数値となります。
タイムリーな月次決算を行って、確認することをお勧めします。

売上が0円になると…

当然お金が入ってきません。
でも固定費の支払いは発生します。

借入を行っていると返済もしていかないといけません。
これが、経営者の大きな悩みです。
売上がなくてもお金はドンドン出ていきます。

しかし、支払いを止めてしまうと…
正常な支払いに戻すまで困難となります。
実際に経験された経営者は、本当にしんどい思いをされていました。

休業することは経営者にとって苦渋の決断となります。
よって、支払いの必要な固定費の把握が必須です。

同時に毎月の借入返済額も確認してみましょう。

次に何をするか?

算定した固定費や借入返済額を元に、資金繰り表を作成してみましょう。
1〜6ヶ月くらいで入金額と支払額を月別に書いていくだけです。

いくら足りないでしょうか?

事業の継続性を踏まえて、必要な金額の融資が受けれるか金融機関に確認する必要があります。

会計事務所の役割!

私は、顧問先に対して決算までに、業績予測と新事業年度の経営計画書の作成をお手伝いしています。

顧問先の社長は、それをもとに年間資金繰り表を作成します。
資金繰りの悪い会社は、キャッシュ・フローの鈍化が会社の存続に大きく影響するからです。

なくなったらお金を借りるという「ドンブリ経営」から脱却された経営者がいます。
この会社は、コロナの影響により2~3月の売上が前年の半分以下になっても慌てませんでした。

社長と連絡をこまめにとって会社の状況・社長の考えを確認し、出来ることからスタートです。
まず、コロナ対策融資を紹介し、必要な運転資金を確保しました。
6月までに減少した分の売上を取り戻せことまで予想ができ、持続化給付金の手続きも進めました。

これで、運転資金と利益の補填はひとまず完了です。

次は、2021年に向けた新・事業計画の作成に取り組んでいきます!

まとめ

社長にまずやっていただきたいことは、固定費を書き出してみることです。

それを基に、必要な運転資金まで計算してみることをお薦めします。

必要な経費と無駄な経費を見直すきっかけにもなりますよ。

よくわからない時は、会計事務所に相談してみてはどうでしょうか?


先行き不安な状況下でも、根拠のある数字を活用してコロナを乗り越えていきましょう。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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